« 研究活動 | メイン | 食の安全を担保する仕組み−慶應プラットフォームデザインラボ »

研究テーマ

【情報開示の効果 〜企業間関係において or 消費者にとって】

 食品安全と情報をキーワードに、食品企業間の情報連携や消費者への情報開示の効果を研究しています。
  例えば、消費者への情報開示では、海外と日本の食品表示制度の比較、日米のファストフード店での情報提供の比較調査、日本の外食店での食物アレルギー情報提供のあり方や、携帯端末を用いた情報提供サービスの開発と効果検証といった研究をしてきました。企業と消費者が情報を共有することで、食に関連する新たな価値が創られる可能性を探っています。
企業間の情報連携では、商品規格書の情報連携や取引先との関係構築の経緯を調査していると、取引先との間で、品質管理ノウハウの開示など組織間学習ともいえる新しい関係が生じていることが判ってきました。企業が情報をオープンにすることで、取引先との間で新しい価値が共創されることが明らかにできれば面白いと思っています。


About

2008年03月28日 17:20に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「研究活動」です。

次の投稿は「食の安全を担保する仕組み−慶應プラットフォームデザインラボ」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35