RFIDが、欧米では放牧する羊や牛の管理に使われてきたことはよく知られていますが、日本では動物関係はどうなっているんでしょう?
と思って、調べてみたら、環境省の 「動物の愛護管理のあり方検討会」で、RFIDの使用について、各国の状況含め検討会がされていました。
環境省では”マイクロチップ”というんですね。経済産業省は電子タグ、総務省は無線タグ、厚生省はICタグ。各省庁でも完全に統一されている訳ではないんですが、微妙に管轄領域の想いが垣間見られるというか。
動物の話に戻れば、日本では、一般の動物病院でも迷子防止などでICタグを活用する動きがあるし、行政でも、既に、昨年秋、沖縄本島でペットの管理(捨て猫防止)にICチップを皮下注射するという取り組みがありました。http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/014/20040616fe01.htm
動物でなく、ヒトになると・・・先ごろ、スペインのクラブが得意客の腕にICチップを埋め込むことで、お金を持たずに入場できるサービスを導入したことが、CNNで話題になってました。「ピアスやタトゥーと同じさ」と言われればそんな気もしますが、ファッションでなく機能性というとこが違いますよね。でも、これも”ファッション”なのかな。私は、ちょっと引いてしまいます・・・