神戸大の小川先生が情報交換にSFC来訪。予定を1時間オーバーするほど、じっくりお話で
き多くの示唆を得た有意義な時間だった。メニューは・・・
前半:小川先生がユーザー起動法開発(無印良品)の発表&議論
後半:國領研究室の博士生3名が発表&議論 ← 私もしちゃった (^^)
「マーケティング系と言われますが自分ではMOTの研究者という認識」という言葉が印象的。
「日本では自分も含め研究者は色々な分野に手をだしますが、米国では1つのテーマをとことん追いかけます。Hippelなら”innovation”」とも(さすが、Hippelの弟子)
いわんとしている事は「研究者はパトス」という梅垣先生の言葉と同じなわけで。
自分は何が好きなのか。なぜその研究をしているのか。 シンプルであればあるほど、説得力を持つ根幹のとこ。
私はまだ揺らいでいますが、少なくとも、今日、改めて思ったことは、私自身の信念ですね。
≪食品の情報は消費者のものだ≫
だから、消費者への情報開示を突き詰めていこうとするI食品に惹かれるわけです。
ここはこの3年間、社長の言動が”情報開示”で全くぶれていない。情報開示なんて不可能、だって企業秘密だから、というような台詞は一度も出てこないんですよね。すこぶるオープン、消費者視点、という珍しい企業だと見てます。
一方で、情報開示するコストやリスクもあるわけで、サプライヤーや現場の苦労とか、製品力とか、企業として抱える課題も多いのは確かだけど、一貫性というのは、これからの時代、確実に大きな武器になる。
てことで、やっぱ私は徹底的に情報開示で行こうと思った日。