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2006年09月 アーカイブ

2006年09月12日

寿命中位数

今日は日本工業技術振興協会 食品流通におけるHACCP導入協議会主催の
ISO22000(食品安全マネジメントシステム)導入セミナーで、終日、東京海洋大学でした。

【講演内容】
?「ICT技術を活用した食の安心安全について」
  総務省情報通信政策局研究推進室 中里学氏
?「トレーサビリティと認証制度」
  農林水産省 消費・安全局 消費・安全政策課 植木隆氏
?「ISO22000導入における我が国の動き」
  宮城大学食産業学部 池戸重信氏
?「食品安全マネジメントシステム審査登録制度について」
  財団法人食品産業センター 日本食品安全マネジメントシステム評価登録機関
  審査員評価登録室長 堤原啓治氏
?「ISO22000要求事項における導入ポイント」
  独立行政法人農林水産消費技術センター 湯川剛一郎氏
?「ISO22000におけるハザード分析の実際(ケーススタディ)」
  ?株式会社BMLフード・サイエンス 日佐和夫氏

池戸先生のご講演で、”寿命中位数”という言葉を初めて知りました。
「その年に生まれた者のうちの半数が生存すると期待される年数」のことだそうです。
「同窓会に行ったら友達の半分が生きている年齢ですね」という説明に「なるほど」
男性82歳、女性88歳なんだそうです。
平均寿命(男性79歳、女性86歳)より2歳位上回っているんですね。

この言葉は「人間」の状況は異常だ、という話の流れで出てきました。
確かに、80年も生きる「ヒト」という動物が、個体数で63億も
地球上をウヨウヨ歩き回っているのは、異様な気がしてきます。

温暖化を招き、他の生物を脅かして、好き勝手に増殖している私達「ヒト」は
本当にこのままで大丈夫なのかしら。。。一抹の不安にかられます。
まぁ、便利な生活に浸りきっておいて言うのも矛盾してるんですけど。

2006年09月13日

雪印食中毒事件の最終報告書

ここのところ、授業の教材を作るために、2000年の雪印乳業食中毒事件を色々調べてます。
今日、とーっても貴重な資料↓を入手しました。

雪印食中毒事件に係る厚生省・大阪市原因究明合同専門家会議、
「雪印乳業食中毒事件の原因究明調査結果について
?低脂肪乳による黄色ブドウ球菌エンテロトキシンA型食中毒の原因について?
(最終報告)」、平成12年12月

素晴しいのは、総数133ページの大半112ページを占める資料編。
大阪市環境保健局の出した一連のプレスリリースや、二転三転した雪印乳業の発表を
反映して右往左往した新聞報道の記事などが、集められてます。
当時の会社の、マスコミ報道の、行政の迷走ぶりがリアルに感じられる貴重な資料。

よし、教材、これで一気に仕上げるぞー

2006年09月14日

韓国のRFID携帯プロジェクト

韓国人の友達が内容のサマリー付きで紹介してくれました。
ハングルさっぱりなんですが、図から察するに携帯にRFIDリーダーを付けるPJのようです。
韓国のRFID携帯プロジェクト

> 内容のサマリー
> 韓国のRFIDは以外に出遅れていてそれを挽回するために全ての携帯にRFIDセンサーを付けるプロジェクトです。
> スーパーとかで一部実用化されつつあるそうです。
>
> 仕組みは
> お客さんがものを認識させる→WWWに飛ぶ→携帯の画面で確認 (スーパーの場合)
> 子供がタクシーに乗る→TAXIのRFIDを認識→親の携帯に情報を送る
>
> ご参考までに。。。
>

この話は、Philips社の話の延長なんでしょうかね・・・
お財布ケータイにRFIDリーダーの機能も集積したPhilips社 2006年02月16日)

日本でも昔からKDDIがRFIDリーダー付き携帯やってました。
こちらはあんまり進歩してないようですが、どうなんでしょう。

フォトレポート:KDDIら、RFIDリーダー機能つき携帯電話の実証実験を開始 2005/03/24)
KDDI、携帯向けRFIDリーダーや簡易BREWアプリ制作ツール 2006/07/20)

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