先週の8日土曜は終日標記の授業を聴講。午前は海洋大学の日佐教授(写真右)、午後は岩手大学の品川教授(写真左)。品川先生の授業では滅多に見学できない豚や鳥のと畜場の様子が写真で見られた。食肉処理場はつてがあってもなかなか見学できないから貴重な写真。畜産物の処理では、食中毒の原因菌を「つけない・増やさない・殺す」ことが大事だから、解体処理の過程で、動物の皮膚や腸管に含まれる菌をいかに可食部に触れさせない(ついたら洗う)かが重要になる。実際内臓を処理する過程を見ると、それがいかに大変かが窺い知れる。生体だけに血液も排泄物もあって、金属製品を解体するようにはいかない。スーパーでパック入りの肉を買っていると、こういう当たり前のことをついぞ考えなくなってしまう。