食品流通安全管理ケース演習T(リスクコミュニケーション)の2日目。
初回は、企業内部、あるいは、原材料サプライヤーとのコミュニケーションという
視点からの講義でした。今回は、マスコミとのコミュニケーションで、実際の食中毒
事件のケースを使って、受講生が食品メーカーとマスコミの2グループに分かれ、
記者会見のシミュレーションをしました。
授業目的:
自社製品が原因と思われる食中毒(の苦情)が出た。食品メーカーは、病因物質が特定され
ない段階から、人的被害の拡大防止を第一優先に、製造販売の自粛や周知報告などを実施
することが求められる。同時に、製造・販売の再開、企業の存続を期して、原因究明し対策を
講じる必要がある。2000年の雪印食中毒事件の経緯を追体験し、リスクコミュニケーションの
ポイントを学ぶ。
記者会見前の準備(グループワーク)
食品メーカー側とマスコミに分かれての記者会見シミュレーション