2月9日(土)〜10日(日)は、海洋大学の「流通における食の安全
管理勉強会」メンバーで研修旅行にいってきました。教員、院生、
メンバー企業の参加者総勢約20名。行き先は滋賀県の三雲と
和歌山県の御坊で、実際に食品関連工場で、品質要求基準(SQE)
に基づいて、自分達で作ったチェックリストを使って査察をする実習です。
三雲で大雪に見舞われ、御坊への移動がどうなることかと
思いましたが、なんとか電車に間に合う時間に駅に着き、ほっと
一安心。たばこ組みはホームで一服(下)。・・・と思いきや、雪合戦
するわ、雪だるまは作るわ(左)。おおはしゃぎのサラリーマン一行。
なんだか中学生の修学旅行のようでした。 (^^)
もちろん遊びの旅行ではなかったので、査察実習は、かなりシビアでした。
私がいたチームでは、メーカーや小売で、業務で査察をしたことのある経験者
が半分本気モードでチームを引っ張り、ポイントを教えてくれたので、査察初心
者の私にとってはいい勉強でした。
昨今、食品メーカーも、小売も、取引先の品質管理をチェックできる能力があるか
どうかがクリティカルになってきました。ただ、査察をするためには、査察する側に
多くの知識とノウハウが必要になること。また、非難を前提とした締め上げでは
意味がなく、そのあと、その工場が、改善すべきところは改善してくれないといけ
ないから、【査察はコミュニケーション】。そのことが判った旅でした。