中央大学のアドバンスト ケース プロジェクトのメンバーで、キユーピーの中河原工場を訪問
させてもらいました。研究室同窓の折田さんの紹介で、昨年から、中央大学大学院の戦略
経営研究科(ビジネススクール)のプロジェクトに参画させてもらっています。
アドバンスト・ケースの最大の特徴は、文字で書かれるのが一般的なケース教材が、マンガ
である点です。絵に埋め込まれた論点の何に受講生が気づくか、それによって、クラスの
議論が変わるんだそうです。これまで、私がやってきたケース授業と同様、講師側には教育
目的(教エタイコト)があってのクラス運営なので、基本的には変わらなさそうですが。
歯切れが悪いのは、今はまだ、キユーピーのケースをもとに、仮想の食品メーカーのマンガ
ケースを作っている段階だからです。自分でケースリードをしていないし、マンガケースの
講義を見たこともないので、同じか否か、まだよく判らないのです。
では、なぜ、このプロジェクトに参画しているか。
それは、ケース講義で生産現場を扱う場合、工場内部を知らない
受講生には想像が難しく、議論が深まらない点をなんとかできない
かと思っているからです。マンガなら、文字よりイメージを掴みやす
いのではないか、と期待しています。
そんなこんなで制作中の新しいケースは、来年度、是非使って
みようと思っています。
写真は本日のランチ。中河原駅の高架下のお寿司屋さんで。