新生活のスタートです
4月1日から東京海洋大学の食品流通安全管理専攻のセンセーになりました。
大学院生=モラトリアム生活を卒業し、約8年ぶりにお給料を貰う立場になります。
食品流通安全管理専攻は、この4月に新設された社会人大学院で、今年度の
学生さんは20代後半から50代で、食品業界に関連する実務家の方々ばかり。
これからが楽しみです。
4月1日から東京海洋大学の食品流通安全管理専攻のセンセーになりました。
大学院生=モラトリアム生活を卒業し、約8年ぶりにお給料を貰う立場になります。
食品流通安全管理専攻は、この4月に新設された社会人大学院で、今年度の
学生さんは20代後半から50代で、食品業界に関連する実務家の方々ばかり。
これからが楽しみです。
海洋政策や海洋資源の活用をテーマにしたパネルディスカッションを聞きました。
楽水会記念講演会「脱・資源小国」−水産からメタンハイドレートまで−
日 時:平成19年5月26日(土) 13:30〜16:30
場 所:東京海洋大学 海洋科学部内 中部講堂
いや〜、面白かった。会場に空席が多かったのが、もったいない。
まさに海洋基本法を来たワーキングチームの座長である小野寺衆議院議員、
内閣官房の大陸棚調査対策室の谷内閣参事官
農林水産省 水産庁魚政部 坂井企画課長
経済産業省 資源エネルギー庁 朝日鉱物資源課長
はじめ、そうそうたるメンバーで、法案成立までの具体的な話や、背景の国際問題、
国土の問題など具体的な話が聞けたのです。
例えば、初めて知ったのですが、・・・ 4月に海洋基本法が成立しました。
この法律ができたことで、やっと近隣諸国との海をめぐる問題に、国として政策的な
対応が取れるようになるのだとか。”どこかの国に拿捕された船長さんも、
国として「返せ」と主張できるようになるです”と聞いて、今まではできなかった
ことを知って驚きました。海に囲まれた国なのに。
他にも海洋政策では、多くの縦割り行政の弊害があったんだとか。言われてみれば、
漁業、貿易、国防など、様々な局面で海は舞台になっており、監督官庁も、国交省、
外務省、経産省、防衛省など複数に渡るわけです。それぞれが、ばらばらに船を出して
海洋に関する情報を収集してたのがこれまで。これからは統合され、内閣府に
”総合海洋政策本部”というのができるんだそうです。
正直いって、これまで「海」についてあまり関心はありませんでした。家族や友達と
海水浴にいく場所、というくらいの印象。それが、今の環境は「海」について様々は
情報が入ってきます。政策の話、マグロの養殖の話、水生生物の話・・・いい環境です。
6月8日に食品流通安全管理専攻のホームページがオープンしました!
企画をはじめてから、約2ヶ月での開設です。
諸般の事情により、当初の目論見だったブログツールの導入は叶いませんでしたが、
なかなかの出来栄えではないかと。もちろん、実際の制作は専門家にお願いしました。
慶應ビジネススクールの卒業生、Eさんです。(ありがとうございました!)
昨日と今日は大学院入試の筆記試験の試験監督でした。一念発起して会社を辞めて、慶應ビジネススクールの入試を受けたのはもう6年前。そのときの情景が蘇りました。皆さんの桜が咲きますように。
先週の8日土曜は終日標記の授業を聴講。午前は海洋大学の日佐教授(写真右)、午後は岩手大学の品川教授(写真左)。品川先生の授業では滅多に見学できない豚や鳥のと畜場の様子が写真で見られた。食肉処理場はつてがあってもなかなか見学できないから貴重な写真。畜産物の処理では、食中毒の原因菌を「つけない・増やさない・殺す」ことが大事だから、解体処理の過程で、動物の皮膚や腸管に含まれる菌をいかに可食部に触れさせない(ついたら洗う)かが重要になる。実際内臓を処理する過程を見ると、それがいかに大変かが窺い知れる。生体だけに血液も排泄物もあって、金属製品を解体するようにはいかない。スーパーでパック入りの肉を買っていると、こういう当たり前のことをついぞ考えなくなってしまう。
海洋大学の食品生産科学科では、学部3年生の7月に缶詰実習にいく。
マグロ1尾(1本?)を自分で捌いて、植物油と塩と一緒に缶詰めにするそうだ。
私も噂には聞いていて、いつか是非同行してみたいと思っていたのだけれど。
昨日、W先生のパソコンの設定変更をお手伝いしたお礼に自作の缶詰をいただきました。
へぇ、、、結構、ちゃんとしてる(ように見える)。賞味期限は2年後。さて、いつ食べようか。
ひとしきり築地市場の見学を終えたあとは、朝ご飯。
築地市場の卸さんの社員食堂です。
豚肉の入った野菜炒めで、「築地でも普通の社食メニューなんだぁ」
と妙に感心したりして。そりゃそうですよね、築地見物にくる観光客
じゃないんですから、毎日刺身って訳はないですもんね。
マグロと白魚を、特別サービスしてくれました。(おいしかった!)
上の写真は、築地市場から見た朝焼けです。
食品流通安全管理ケース演習T(リスクコミュニケーション)の2日目。
初回は、企業内部、あるいは、原材料サプライヤーとのコミュニケーションという
視点からの講義でした。今回は、マスコミとのコミュニケーションで、実際の食中毒
事件のケースを使って、受講生が食品メーカーとマスコミの2グループに分かれ、
記者会見のシミュレーションをしました。
授業目的:
自社製品が原因と思われる食中毒(の苦情)が出た。食品メーカーは、病因物質が特定され
ない段階から、人的被害の拡大防止を第一優先に、製造販売の自粛や周知報告などを実施
することが求められる。同時に、製造・販売の再開、企業の存続を期して、原因究明し対策を
講じる必要がある。2000年の雪印食中毒事件の経緯を追体験し、リスクコミュニケーションの
ポイントを学ぶ。
記者会見前の準備(グループワーク)
食品メーカー側とマスコミに分かれての記者会見シミュレーション
なんと!ネットサーフィンをしていたら、とあるネットショップで、
さかなクンラベルのボジョレー・ヌーヴォーを売っているのを発見!
どうしよう、買ってしまおうか・・・かなり本気で悩み中。
なにしろ、さかなクンは、海洋大学の客員准教授ですから。
16日の夕方にミシガンから帰国して、
17日は朝一の飛行機で札幌へ。
そもそも海外出張も講演数も少ないので、
予定が重なることなんてないのに、なぜか今回は大車輪。
ミシガンも札幌も「寒っ」度合いが同じだったので、
服装が変わらなかったのは楽でした。(^^;)
札幌へは日本トレーサビリティ協会の
作業部会合同学習会での講演でいきました。
お題は、「消費者への情報開示の取り組み事例」。
企業の情報開示の取り組み事例を紹介しつつ、
情報開示と信頼についてや、今、私の研究室で
取り組んでいる、携帯電話を活用した食の情報
提供に関する研究の話をしました。 どんな研究か
というと、 食べない、買わない
という意思決定のためでなく、
食べる、買う という行動につながる
情報提供のあり方を考えようという研究です。
食物アレルギーを持つ子供達とその家族が、
メニューや商品のバーコードを撮影したら、
携帯電話が一覧表「アレルゲンテーブル」に
変換してくれるサービスです。
必要なときに、必要な人に、必要な形で届かないと、価値を生まないのが情報です。
タイミングを間違えば、むしろノイズとして、情報の受け手にマイナス印象を与えることもある。
情報の価値を、どうしたら引き出せるか、 そんなことを考えています。
午後、大学で防災訓練がありました。
構内放送に応じて、打合せをしていたH先生と一緒に集合場所にいきました。(写真上左)
こうした訓練は会社勤め時代にもありましたが、本格的でびっくり。
サイレンを鳴らして数台の消防車や救急車が駆けつけたり、
逃げ遅れた人が、1号館の屋上からはしご車で救出されたり。(写真下左)
そういえば消火器の使い方、知らない・・・。今度確認しておこかなくちゃなぁ。
2月9日(土)〜10日(日)は、海洋大学の「流通における食の安全
管理勉強会」メンバーで研修旅行にいってきました。教員、院生、
メンバー企業の参加者総勢約20名。行き先は滋賀県の三雲と
和歌山県の御坊で、実際に食品関連工場で、品質要求基準(SQE)
に基づいて、自分達で作ったチェックリストを使って査察をする実習です。
三雲で大雪に見舞われ、御坊への移動がどうなることかと
思いましたが、なんとか電車に間に合う時間に駅に着き、ほっと
一安心。たばこ組みはホームで一服(下)。・・・と思いきや、雪合戦
するわ、雪だるまは作るわ(左)。おおはしゃぎのサラリーマン一行。
なんだか中学生の修学旅行のようでした。 (^^)
もちろん遊びの旅行ではなかったので、査察実習は、かなりシビアでした。
私がいたチームでは、メーカーや小売で、業務で査察をしたことのある経験者
が半分本気モードでチームを引っ張り、ポイントを教えてくれたので、査察初心
者の私にとってはいい勉強でした。
昨今、食品メーカーも、小売も、取引先の品質管理をチェックできる能力があるか
どうかがクリティカルになってきました。ただ、査察をするためには、査察する側に
多くの知識とノウハウが必要になること。また、非難を前提とした締め上げでは
意味がなく、そのあと、その工場が、改善すべきところは改善してくれないといけ
ないから、【査察はコミュニケーション】。そのことが判った旅でした。
2月19日(火)と20日(水)は
大学院の入学試験でした。
20日 朝9時の学内。
10時からの試験を前に、
まだひっそりとしていました。
正門から2箇所に設置された
試験会場への案内。
毎回こんな感じ。
試験会場の楽水会館。
「流通における食の安全勉強会」の査察実習の報告会。
2月9日〜10日の査察実習の結果を、チームに分かれて発表しました。
私のチームは、生産委託チーム。
小売企業の立場になって、PB(プライベートブランド)製品を生産委託して
いる工場に対し、品質管理体制と従業員衛生教育を中心に査察するという
想定でチェックした結果を発表したのです。
終了後は、Cチームの指導をしてくれた海洋大学のI先生の行きつけのお店で
打ち上げ会。三軒茶屋のペペロッソというイタリアンでした。長〜い自家製ソー
セージ(写真左)は、一人50cmが基本だそうで、8名だったので、2mを2皿注文。
ぷりぷりとした豚肉の食感がいかにも手作りらしい一品です。他にも、カラスミの
パスタ、シーフードサラダ、柔らかい牛肉のカツレツ、などを大いに満喫。
デザートのふわっとろっのティラミス(写真右)も絶品でした。
来週の金曜日、3月7日の午後、わが東京海洋大学の品川キャンパスで
「海産食品の安全・安心(教育)シンポジウム」[ポスター(PDFファイル)] が開催されます。
ケースメソッドによる討論型の公開授業が行われるのがとっても楽しみなんです。
当日、ケースリードをする渡辺尚彦教授に、ケースを読ませてもらいましたが、、、
なんとっっ!落語調のケースなのです。(
びっくり!)
タイトルは、「海産食品にかかわるリスクを俯瞰(バード・ビュー)すると…」
BSEに対比して、海産食品の食資源としてのリスクを考える内容なのですが、
八つぁんと大家さん、熊五郎が繰り広げる軽妙な会話で話が進んでいきます。
一体、どんな授業が展開されるか、いまからとっても楽しみです。
正門入ってすぐの掲示板に張り出されていました。
昨日から大学の先生5名でタイにきています。
16時半頃空港に着き、市内のホテルにチェックインしたら、早速、夕食。
ゆうべは、H先生の20年来の友人Porさんと、2年前に海洋大学の博士
課程に留学していた卒業生で、今はチェラロンコン大学でlecturerをしている
3名のタイ人と、あの有名なSomboon Seafood Restaurant(本店)へ。
小泉首相が訪れたことでも有名で、店内には写真が飾ってありました。
「一般的な居酒屋ですよ」という説明でしたが、大きな繁盛店です。
日本でいえば、ブッシュ大統領が訪問した「権八」かな。
シンハービール、シャコ(日本の10倍くらいある!)のガーリック蒸し、トム
ヤンクン、空心菜の炒め物、茹でたエビ・・・などを大汗をかきつつ堪能。
5年前に食べて大好きになったカニのカレー炒めが、再び食べられて大満足でした♪♪♪
デザートで面白かったは、マンゴーに甘く炊いたもち米がそえてあるもの。
ココナツのソースをかけて食べるんですが、タイ風のおはぎといった感じで、
なかなかおいしかったです。
ビックリしたのは、まだ青い歯ごたえの残るグァバをスライスし、唐辛子入り
の砂糖をつけながら食べる(!)というもの。そもそも辛い砂糖なんて食べた
ことがありませんでしたから。自分の家でやるかというと、そこまで気に
入った訳ではありませんが、以外に合うんですよ。青いグァバは、そのまま
では、何が哀しくてわざわざ青いものを・・・なんですが、唐辛子砂糖をつけ
ると、あら、結構イケる。不思議なことでした。
ところで、サンブーンというのは主人の名前かと思ってPorさんに聞いたら、
「判らないけど、タイ人の苗字でも一般的な名前」なのだそうです。
タイ語で「完全、完璧」という意味だとか。
さて、今日からが本番です。まずは朝ごはんでも食べてきます。
10日午前中はジェトロ・バンコック訪問。タイの大学や企業と共同プロジェクトを立ち上げる
にあたり、タイ-日の関係の現状や、支援and/or協力の可能性について相談するためです。
写真はジェトロの会議室から撮影したバンコック市内の風景。
ディナーは宿泊したホテルのすぐそばのタイレストランで。
写真はエントランス、カニのカレー炒め、パイナップルチャーハン。(美味♪♪♪)
---2008/6/15 up
午前中にカセサート大学の水産学部(Faculty of Fisheries)を訪問。
「食の安全管理」というテーマで一緒にプロジェクトをやりましょうという提案
です。海洋大学はカセサート大学と研究者・学生の交流の歴史が長いので、
話はトントン拍子でした。
カセサートはタイ語で「農業」という意味だそうです。もとは農業大学だったの
ですが、今では巨大な総合大学で、水産学部の歴史も既に60年。
タイ王族の王女様もカセサートの水産で学位をとっているのだそうです。
タイは、輸出先のEU規制への対応で、水産物の安全管理では世界でも
トップクラス。加工度が高い製品の食品工場などは今後の課題ですが、1次
産品としての水産物ではトレーサビリティも確保できており、政府も水産物
HACCPに注力した関係で、監査体制も確立され、多くの人材が監査に携わ
っています。Fishery Product部門の研究者が話してくれました。
カセサート大学でもこうした社会ニーズに対応し、学生向けにHACCP講義を
開講し、受講した学生は2ヶ月間、企業でインターンシップをするそうで、その
ノウハウを生かせば、一般企業へのトレーニングも容易に対応可能。タイ語で
タイの企業と連携できるパートナーがいることほど、力強いことはありません。
海洋大学+タイから輸入している日本企業+カセサート大学+タイ企業、それ
に両国政府も絡めたプロジェクトが実現すれば、食料自給率40%未満の日本
にとって「食の安全管理」の具体的な一歩になるはずで、今後が楽しみです。
(写真は帰国後にアップ予定)
--- 2008/6/15 更新:やっと写真をUPしました (^^;)
写真上:カセサート大学での会合風景
写真下:昼食。カセサート大学のそばのタイレストランで。
アイスクリームケースにはHACCPとGAPのロゴが(!)
11日のディナーは、タイの業界団体の方々との懇親で、タイに進出している日本企業の
駐在員さんたちが御用達の日本料理屋、「日本亭」へ。床の間のある和室で、和服を着た
日本人の仲居さんだし、先付けから刺身、揚げ物など料理も完璧な和食なので、異国に
いるとは思えない雰囲気です。ジェトロの入っているビルの地下1階にあります。
実は、日本亭は5年程前にも訪れたことがあります。ビジネススクール時代に有志十数名
で、タイの視察旅行をした際です。そのときはタイで駐在した経験のある同期2名が中心に
なってアレンジをしてくれたおかげで、普通は訪問できない日系の自動車工場や、タイに
進出している医薬メーカーや日雑メーカーの工場を訪問することができたのでした。当時の
懇親会も日本亭だったのでした。
まだ自分が将来大学教員になると思っていなかった頃ですねぇ・・・。日本亭はあの頃と
全く変わっていないのに、自分は全く異なる立場で、全く異なるメンバーと、おんなじ店で
食事をしているというのが、なにやら感慨深いものでした。
---2008/6/15 up
今日は昨年10月から半年間続けてきた「流通における食の安全管理勉強会」(主査:川島孝夫教授)の最終回でした。この勉強会では、半年間を通して、食品需給研究センター酒井純氏のトレーサビリティに関する講演、ハウス食品さんの取り組みに関する講演、AGFさんにおけるサプライヤーさんとの品質管理の取り組みに関する講演、品質管理チェックリストの作成や査察実習旅行など、実践的な内容でした。私にとっては、実際の食品製造の現場で取り組むべき品質管理のポイントや、食品メーカーとサプライヤーさんとの関係性などを学べた点で、大変勉強になった半年間でした。3月19日は最終回だったので、総括として、これまでの講演資料や、社会人大学院生がチームリーダとしてまとめた査察実習旅行報告などを、一冊の報告書にまとめたものを配布し、学内で懇親会をしました。CGCさんからの差し入れのワインは9本も空くほど盛り上がり、味の素冷食さんからデザートの差し入れなどもあり、賑々しい最終回となりました。お世話になった皆様、どうもありがとうございました。またお会いできますように。来年度の取り組みを期して。
3月25日は卒業式でした。
不思議と1本だけ満開となった桜の樹の下で記念撮影する学生達。
食品流通安全管理専攻は昨年4月に開講したばかりで、今年は修了者は
いません。そんな事情から、当日になって卒業式だったと思い出しました。
来年の今頃、今年と同じように、青空の下で満開の桜が咲いていますように。
6月9日(月)に米国ジョージア州のケネソー大学(Kennesaw State University)から、
アモロソ・ルイス・ドナルド教授と学生10名(学部生8名と大学院生2名)が海洋大学
品川キャンパスにStudy Abroad Tripでやってきました。
私も英語でプレゼンテーションをば。蒸し暑かったとはいえ、久々の英語のプレゼン
テーションで、もうすっかり汗だくでした。もちろん冷や汗ですがな。
でも、いい勉強になりました。もっと英語を勉強して海外の学会で発表したり、英文
ジャーナルに投稿したり・・・が躊躇なくできる位にはならねば、と思った次第です。
■英語のプレゼン資料 (PDF 831KB)
「ICT Usage for Food Safety -Food Traceability Sysytems in Japan-」
(食品安全におけるICTの活用事例〜日本の食品トレーサビリティシステム)
Agenda:
1.What’s Traceability?
2.QP Corporation - A Case of an internal traceability system
3.Evaluations to the Food Allergen Check Site for Cellular Phones
- ICT usage for consumer trust
ところで、今回の訪問は、5月半ばに突然アモロソ教授から大学訪問依頼のメールを、
個人的に受け取ったことがきっかけでした。面識はなかったのですが、とりあえず返事を
出したらあれよあれよと決まったのです。こういう訪問依頼は大学として受ける手続きが
いるのかと思ったら、教員が個別に対応すればいいということでちょっとびっくり。写真でも
撮るのかしらと一応広報にも確認したら、”撮影しておけば後日(先生が必要な時に)
お使いになれますよ”といたって牧歌的なお返事で。ふぅん、大学って自由なのね。
せっかくなので、専攻のHPに掲載してみました(専攻のHPも私が担当 (^_^) )
アモロソ教授もインターネット関連の研究をされているので、これを縁に、将来、なにか
共同研究でもできるといいなと思っています。
今日は学部4年生の卒論提出締切日でした。
わがゼミの娘達(てっちゃんとえりーちゃん)は、昨晩から学校に泊まり込み、
今日も1日、上を下への大騒ぎ。修正したり、印刷したり、ファイリングしたり・・・
コーヒーがこぼれたり、プリンターが詰まったり・・・
この1年、最初は影も形もなかった彼女たちの研究が、
少しずつ姿をあらわし、時に迷走しつつ、暴走しつつ、
卒論として昇華していく様は、本当に見事でした。
一緒にやっていて本当に楽しかった。(まだ終わってないけど。)
とくに、ここ1−2週間の成長ぶりには、本当に驚かされました。
若いって素晴らしい。ふたりとも、とっても面白い論文になってます。
てっちゃん:
「食の安全が製販情報連携に与えた影響
〜商品企画書管理の事例から〜」
えりーちゃん:
「外食産業における食物アレルギー対応の効果的施策
〜来店を促す“情報”と再来店を促す“接客”〜」
ね、とってもセクシーじゃありませんか?(親バカ)
ふたりともお疲れ様。今晩はゆっくり眠ってね。
来週からまた絞ってあげるから (^▼^)
3月5日から6日にかけて、ベトナムからの研修生と一緒に四日市港とAGF鈴鹿工場を見学してきました。上は四日市港の写真。下はおちゃめなAGF石川さん。ホントは真面目な方です(右は講演の様子)。
あいにく曇り。
中部講堂の桜は、今年もキレイです。
天王洲ランチの帰り、漕艇(ボート)部が運河で練習してました。
昨年、全日本カッター競技大会で優勝してたんだ。サスガ!
http://www.youtube.com/watch?v=Up8riMkzbLU&feature=related
今年も食品流通安全管理専攻に新入生が入ってきました。
オリエンテーションです。
今年から教務委員になったので、時間割の配布、履修登録の
説明、受講時の申し合わせ事項の説明、学生室の使い方など、
説明しなくてはならず、あらためて大学院履修要覧を熟読。
博士の学位もとったことだし、これからは、大学のアドミニ
ストレーション関係の業務が今まで以上に増えるだろう。
でも、大学のセンセイって、私企業で働いていた時と比べる
と、遥かに突発業務とか雑務が多い。突発業務になってしま
うのは、大学の仕組みとか年度スケジュールに、私自身が精
通してないせいもあるかもしれないけど。思いの他タイヘン。
震災の影響で3月の修了式は中止でした。明日7日は入学式。
4月から博士後期過程に進学した社会人院生が、被災地石巻の
炊き出しボランティアにいってきたと報告してくれました。
青年海外協力隊員OBでチームを立ち上げ、地元の小学校を
拠点に、うどん会社から提供された麺できつねうどんや、
フルーツ会社から提供されたブルーベリーでジャムを作った様子。
http://shoku2000.nomaki.jp/ishinomaki/watanoha201103.htm
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