nw情報産業論#7(Tr@box)
昨日のネットワーク情報産業論はTr@box。
トラボックスは中小運送会社を対象に、求車求荷情報(お荷物運んで情報)を提供するネット企業。中小運送会社の将来に
危機感を抱く、若手2代目経営者2人が、業界慣行を破って立ち上げたこのビジネスは、創業3年で単年度黒字を達成し、
新聞・雑誌掲載も多数の注目ベンチャーで今後の活躍に期待大です。
経営で大忙しのなか、藤倉社長と吉岡取締役も来てくださり、議論できたことは学生にとっていい機会でした。多謝。
実は、今回は私の最後のケースリード。これで博士要件のひとつ、教育体験をクリアしたわけです。昨日の反省は、
特に前半自分が喋りすぎた点。もっと学生の議論を引き出し、討論から生まれる動的なクラス創りがしたかった…。
今回受講生に考えて欲しかった「情報財の特徴や情報財のビジネス」へのブリッジができなかった。ケースの内容
整理に時間をかけずに、さっさと論点に入ればよかった。・・・というような授業をした側の反省は、受講してた側も当然
感じてて、授業の感想を読むと、教育者としては学生に育てられたなと実感するのです。多謝多謝。